喫煙の母乳への弊害

妊娠中に自覚して禁煙している妊婦さんは、沢山いると思いますが、
中には平気で
『喫煙しながら母乳はあげても大丈夫？』等の妊婦の質問が多く見られます。



その方は
供が生まれたから、『タバコが吸える』と喜んでいるのでは？　
と・・・
母乳で育児をするなら、
当然、まだまだ禁煙を続けなければなりません。
★母乳の仕組みは
母乳は、血液から作られますから、
喫煙すると、ニコチンが血液中を駆け巡ります。


すると・・・どうなると思いますか？


そのニコチンに染まった血液から母乳が作られますので、
妊娠中の母体と同様に
ニコチンが赤ちゃんの体の中に回ってしまします。


当然、赤ちゃんは、
ニコチンへの耐性が非常に弱いのは明らか。



母親の喫煙は、
ニコチンが母乳へ辿りつく確率は母親の３倍と言われます。（驚き！）

かなり恐ろしい数字ですネ。


そして、夜中に
夜泣きがひどい赤ちゃんは、ニコチン中毒になっていて
ニコチンが切れて泣くのです。


そして、母乳を飲む量は変わりありませんが、
非喫煙者の母乳での乳児の１回の睡眠時間の平均は８４．５分に対し、
喫煙者の母乳では、５３．４分と短い睡眠時間の実験データーが出てます。


■その理由は、
母親が喫煙すると、
ニコチン入りの母乳を与える事で赤ちゃんの睡眠一覚醒パターンが
急激に変容するので、赤ちゃんはゆっくり眠れず、
睡眠不足で昼間も機嫌が悪かったりするのです。









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